心のゆとりと弛まぬ向上心

    目の前の業績は決していいとは言えませんが、今は心のゆとりがあるせいか、イライラと腹立たしく感じる事が以前より格段に減りました。経営者というには従業員との関係性が一番大事な所で、出来てないと細かい所までつい口出しし、バランスを取れなくなる事が多々あります。徳川家康の「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」なんて心境にはなれません😅

    ところが、今はどうしたら気付くか、見守る心境で取り組んでいます。相手にもよりますが、厳しい事を言っても簡単に変わるものではありません。では、見守ったら育つのかというと、それもそうとは言えません。やっぱり対話によって動機目的を明確にし、共有する目標を掲げる必要があります。我々の存在意義や独自性を追求するのです。

   昨年からゴルフをやり始め、平日も頭を切り替えてプレイする機会があります。今までは従業員が仕事してる時にそんな事してる場合かという考えでしたが、経営者には経営者の仕事があります。又、労働をレイバーからワーカーへシフトさせるのに、職場や時間に縛られる必要はありません。もちろん現場の従業員やお客様に寄り添う必要がありますが、全て量から質への転換です。経営者も変わらないといけないのです。

   一方従業員受難の時代に感じます。日本社会は従業員が守られてきましたが、テレワークも広まり、より成果を求められるようになりました。もたれあう事が出来ないので、自立した働き方をしない限り、年功で給与が増える時代でもありません。従業員も今までにように考えずに働くのでなく、人生を経営しないと続けられない事でしょう。

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(大阪大学箕面船場新キャンパス)

   心のゆとりと話が逸れましたが、皆にチャンスがあり、経営者はチャンスを掴み取ろうとする従業員に手を差し伸べる存在です。この企業のどこにチャンスがあるか、それは経営者が示しますが、まず現状に甘んじる事はありません。心にゆとりを持ちながら、弛まぬ向上心を抱き続けます。一見相反するものを両立させるのが仕事です✌️

    今はそんな準備期間、今日はこんな所で👋