艱難辛苦を

    私はたまたま八木家で生まれ、たまたま八木春を継がせて頂きました。創業者の次男坊の息子なので、生まれてきた時に家業を継ぐことが決まってた訳ではありませんが、天命だったのでしょう。この役割を演じる必要があります。しかし、まだ演じ切れていないのか、素の自分が出てしまっているかもしれません。キャラがそうさせない所があります💦

    仕事はいいことばかりでなく、困難がつきものなので、そこから逃げる事は出来ません。また、調教された競走馬のように闘争心も失う事はありません。演じ切る必要があるのに、つい真正面からぶつかってしまうのです。闘う相手が違うのです。目的がどこにあるかです。

    一番怖いのは世の中が変化してるのに、「人を相手にするな、天を相手にせよ」という西郷隆盛の言葉とは別の動きを取ってしまう事です。私は何事するにも反対意見はつきものだと思っており、前回のブログに書いたように、「和して同ぜず」反対意見を尊重するにしても迎合しない事を大切にしています。多数の反対があったとしても、世の中の変化を読み取る選択を心がけるべきなのです。

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(鳥取大山にて)

    この30年間「失われた30年」とも言われる氷河期を私は社会人になると共に過ごしましたが、かといって生活に困る事のない日本は恵まれた環境にあるとしか見えません。こんな状況下、今回はオリンピックイヤーにコロナショックという先が読みづらい年を迎えてます。しかし、これは一時的な問題として、腰据えて取り組むべきデジタル化や技術革新の大きな流れは、この10年で更に驚くべきライフスタイルを創造するに違いありません。

   そのライフスタイルの変化を創造する革新を、今こそ真のリーダーとなるべく推進しないといけません。生きるか死ぬか、どっちに転んでも茨の道です。大山で経営合宿も終わり、更に艱難辛苦を与えてもらうべく今月も取り組んでいく所存です。今日はこんな所で👋