変化とスピードで心も充足

    世の中これだけ変化が激しいと、下手したら取り残されます。デジタルデバイド情報格差や金融リテラシー格差で、生活に大きく違いが出てきてるのではないでしょうか。富んだから幸せだとも限りませんが、もし社会的には豊かになったとしても心が満たされていないとしたら何が要因でしょうか。結果には必ず何かしらの原因があります☝️

   ジャカルタには2泊だけのスピード出張でしたが、充実した時間を過ごしました。インドネシア新興国と言われますが、日本では考えられないリッチな人達が沢山います。消費の力が違うと言ったらいいのか、何せ将来が明るく、前向きに捉えられる空気がいいのではないでしょうか。一方成功者はさすがに見る目や考え方がしっかりとしており、安易な様相は伺えません。やっぱり商売は、目利きや商才なるものが問われます。

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(ジャカルタでMRTの駅前物件を検討)

   ところで、八木春は来年創業90周年を迎えます。大きな会社でもないのに、何故これだけ続く事が出来るのか、一つに財務のダムと言える内部留保の厚さがあります。私がやってきた経営はバランスシートをどう保つか、損益はともかくそこに集中して土俵の真ん中で相撲を取ってきました。残念ながら決して事業が成功したとは言い切れない失敗の連続でしたが、財務基盤を毀損するようなリスクまで取る事はしてきませんでした。何とか10年必死で守り抜き、同時に不断の挑戦もしてきました。

   社長就任当時リーマンショック後だったのですが、箕面船場の倉庫移転から海外への進出と会社も変化しました。一方中国筆頭にアジアは世界の経済を牛耳る力を持つようになり、ASEANも中国から次の工場生産エリアへと位置付けられるようになってきました。それだけではありません。当たり前のように携帯電話を持つ時代、若い世代が多い為、日本を凌駕するサービスが次々と出てきます。激動です。キャッシュレス化は日本が一番進んでないのではないでしょうか。

   そんな日本も経済発展時は勢いがあったに違いありません。八木春OBの方々と交流して、歳とってもまだまだチャレンジしてる姿を見ると誇りに思います。今更ながらスピードって何故重要かと言うと、失敗しても引きずらなくて済むので仮説検証を繰り返せます。限りある人生ですからね😉

   なんとOB会も今回で49回だとか、私の年齢ほど開催し続けてますが、来年は記念の50回目。90周年と合わせてお祝いしたいものです。心を充足するヒントが見つかるかも…

   最後に私は次の10年、60歳に向けて、あるミッションを自分の心に抱く事が出来ました。それは次回にでも👋