後継者問題

  この週末は石垣島トライアスロン、一週間気が気でなりませんでした。平日はなかなかトレーニングする時間を取れないので、いつも土日に固めて運動はしているのですが、いざこれで本番を迎えていけるものか、仕事も山場を迎えて日々不安が募ります😅

   いつも「なんとかなるさ」と最後は覚悟を決めるのですが、年齢を重ねると無理がきかなくなります。昨年より睡眠は取るようにしましたが、仕事は国内を増やした分、ここ数ヶ月調整で苦労しました。従業員さんがそれぞれ任務をやってくれているので新たな取り組みに専念できるのですが、会社全体が一つの方向に向かうには対話を重ねないといけません。

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(関西の温浴施設に設置した電解水生成装置)

   先週のブログで60歳になったら何を志すか準備する事が決まったと書きましたが、実は日本における事業後継者問題に取り組む所存です。私は後継者の道を選択したのですが、船場の周りを見ても後継者だらけで皆同じような悩みを抱えています。幸い事業経営について学ぶ機会を多数得て今や実践の日々ですが、60歳になったら恐らくそれなりに経験を積み重ね、その後は体得したものを後世に伝えられるようまとめてみたいと思います。世の中創業者の評価はあっても、後継者の評価は低く見られます。でも、その苦労は創業者とは又違ったものがあります。

   40歳で社長になったのでトップに立って10年、その間に逆世代交代という、前代未聞の父に会社を継ぐ経験もしました。その父も初めて経営の現場に立って、その難しさに苦労しています。祖父が創業して次男としては違う道を歩んできたのに、息子に継がせた事業を自分がやる選択を取ったのです。何故こんな事になったかというと私がいくつも事業を兼営し、見てられなくなったからであります。お陰で海外事業は芽が出つつあります。

   しかしながら、国内事業の困難は容易に解決されません。ビジネスモデルが変化に対応出来ておらず、新規事業もなかなか現状突破までいかない状況が続きます🤔

     いずれにしても、経営としては今後こうしていくぞ、こっちに向かうぞという事を示さないと現状のまま続ける事はもはやありえない所まで来ています。いよいよ来週です👋