超一流

  イチローが引退したせいではありませんが、超一流について考えてみたいと思います。一流と超一流は何が違うのか深く考えないかもしれませんが、言葉で「超」というのは単純にそこを超えるものがあるという意味です。まず一流について考えてみましょうか。

  一流の人というのは、その道で一家言ある専門家と言えます。また、ただの専門家ではありません。二流・三流がいる中の一流です。やはり努力の仕方や能力が只者ではないのでしょう。商売では出来る人だと言いますが、出来る中でも出来るのです。そういう人はどんな業界であろうと、世の中に必ずいます。

  ところが超一流の人は更に次元が違います。もはや人との比較ではなくなります。こんな人は常に自分との戦いをしてる人であり、ロールモデルが既にいないと言えます。経営者で言うと渋沢栄一小林一三松下幸之助本田宗一郎盛田昭夫井深大、さらに稲盛和夫のような人達ではないでしょうか。彼らは実績もすごいですが、人間的な魅力が圧倒的です。海外ではスティーブジョブスでしょうか。そろそろ孫正義もその域に近づきそうです。伊藤雅敏や鈴木敏文柳井正はどうでしょうか🤔

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(小林一三銅像と宝塚)

  改めて関西の誇る大経営者小林一三について本で学んでみましたが、もうこの道一筋とか鉄道経営の域を遥かに超えています。住宅から劇団から百貨店からホテルまで逸話に限りがありません。一番なるほどと感じたのが、将来の人の動向を見て娯楽のビジネスを展開した点です。東宝は最たる例です。中産階級の増加を見事に捉えていったと言えましょう。要は超一流の人というのは枠の制限がないのです。

   超一流を目指せば、単なる専門家で留まりません。やはり人間的に成長しないといけないと感じます。イチローではありませんが、自分の秤をドンドン大きくしていきたいものです😉

  今日はこんな所で👋