和して同ぜず

   先週日曜日にジャカルタに行ったと思ったら、木曜には日本に帰国し、東京大阪で過ごしました。コロナウィルスで大騒ぎで、オリンピックイヤーに少々水を刺すかにようにイベントも自粛の様子です。一体いつまで続くのか残念ですが、これぐらいのアクシデントは乗り越えられる備えが必要です😉

   会社経営を10年以上やっていたら数々の問題が出てきましたが、これも乗り越えられるから与えられる試練だと思えば苦にもなりません。むしろ自分を成長させる機会だと思って感謝し、反省すればいいのです。人間は間違っていた事を謝れば、後は前に向いて取り組んでいくしかありません。

    今日はゴルフである方にえらく褒められましたが、決してそれはうまいからではありません。今日は午後土砂降りの雨が降りコンディションは最悪、スコアは最低でした。が、その人の褒めていたのはどうも姿勢のようです。力む事なく、素直にアドバイスを受け入れる点が予想外だったと言われました。普段から私を見てる訳ではないので、そういうギャップはよく人から言われます。多面性があるのかもしれません。もしプライドが邪魔し素直になれないというのでは、そんなプライドは捨ててしまった方がいいでしょう。

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(幕張で開催されたホテルレストランショーで電解水メーカーのブース前)

    両極端を併せ持つバランスは経営に必要だと言われます。また、調和というのは相異なる視点との対話による選択と言われます。この「和して同ぜず」の原理は日本社会にとって、ある意味非常に重要です。元は論語の「君子和して同ぜず、小人同じて和せず」から来てますが、和と雷同する事は違うのに、和の国日本が同質化に染まって、ダイバーシティの強さを身につけられません。ラグビー日本代表があれだけ異質なメンバーでワンチームを実現してくれたにも関わらず、まだその本質に気づいていないのかもしれません。

    私の性格として人前で自分がやってる事を言いたくはなく、人知れず徳を積む「陰徳」が美徳だと思ってます。そこが見えないのでギャップに映るのかも知れませんが、違う面を見せる意外性は決して悪い訳ではありません。また人に言うからには自分はやると言うのが鉄則で、人に厳しく自分に甘いようでは真の強さは身に付かないでしょう。失うものは何もないので、日々精進しかありません。

   人とは異なる存在でありたいものです。今日はこんな所で👋