良心とは

    多様性が重視される昨今ですが、どんな人でも良心を持っている事は共通する原理です。人間として何が正しいかという普遍的なものは、生まれ育った環境が違えど皆が知っていたり、忘れる事はないものと言えます。よって、こんな未曾有の混乱時期に何を拠り所とするかというと、規則やルールではありません。皆が持っているはずの良心や道徳心のはずです。

    どうしても囚われや偏見で人を見る事は、人間である以上仕方ない事かもしれません。しかし、まずは人の良心を信じてあげて、三方よしで考えようと言えば、必ず導きが得られるものです。どうしても自分の利益を考えるのは当然です。しかし、同時に相手にも利益をもたらさないと喜んでもらえないし、世の中にも利益がないと続かないものです。よって和というのは三方の利と言うことになります。

   「君子和して同ぜず、小人同じて和せず」を信条とし生きてきましたが、やっぱり前提に愛情や信頼と言ったものがないとバラバラになります。違いを受け入れる以前に相手の良心を信じてあげる事が出来ないと、分断に向かう世の中ではないでしょうか。

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(初めて参加したタオル組合のゴルフ)

    なぜこんな事を言うかと、「貧すれば鈍する」ごとく人の心は日常争いが絶えないからです。経営者は従業員の生活を守ったり、幸せに導く責務があります。ところが、日々対応に追われると真逆の言動を取ってしまう、ただの人間に過ぎないのです。前提に人への尊敬や愛がないと人間性を損ないます。騙すより騙される方がいいものです。つい、彼ら彼女には無理とか出来ないと思ってしまうのではないでしょうか。

     誰かに何かを教えた時に相手ができなかった時は、教えた方が悪いというのが原則です。人の悪口を言ってる暇があったら自責の念に向かえばいいのです。幸せか幸せじゃないか、若いか老いているかは全て心の様相です。先週は日常の豊かさについて書きましたが、全ては心が決めるものです。

    今回はかなり真面目に書いて見ましたが、今日はこんなところで👋