シリコンバレー合宿

    盛和塾最後の年、シリコンバレー塾のメンバーが開催してくれた合宿に参加してきました。久しぶりのアメリカでESTAを取得する必要があったのに全く抜けており出鼻くじかれたのですが、無事参加出来て本当に良かったです。残念ながら一日遅れたせいでシリコンバレー企業視察の予定は実現しなかったにせよ、塾の同志とこんな経験が出来る自分は本当に幸せものです。

    サンフランシスコからベルモントで前夜祭に合流して、翌日から塾生のサラダコスモさんへ企業訪問、次の日はナパのゴルフ場横での勉強会と充実した時間を過ごしました。やはり印象深かったのは、物価や給与水準が異様に高いという現地の経済情勢です。やはり世界から優秀な人材が集まってくるせいでしょうか、稼ぎが全く違うようです。初任給で1000万円越えは珍しくないようで、最低賃金は時給18ドルだそうです。家も100万ドルの物件がゴロゴロしてると言います。

    一体何故そんなに稼げるのか秘訣はどこにと伺っていると、まずアートやデザイン思考という話がありました。そんな思考でイノベーションを起こせるものなのか、創造性が養われるそうです。少し研究の余地があります。つい頭で感じがちな自分は、そうした感性や心で感じる力をもっと持たないといけないのかもしれません。話ではシリコンバレーの事は日本でも聞きますが、今回は実際にこちらの人に見聞きする事も出来たので、誰にも盗まれる事のない自分だけの地肉になります👌

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(もう盛和塾最後の講演と言われた、稲盛和夫氏の直接の弟子八頭寺氏)

      その他何が良かったかって、失敗を賞賛するとまで言われる前向きな文化です。「多産多死」と言ってましたが、それだけチャレンジして初めてベンチャーは報われるものです。失敗を恐れて何もしないのとは違います。グーグルやフェイスブックがそうした人達の受け皿となってる環境もあります。これは能力とかいう問題以前で、ビジネスやリスクテイクに対する許容度が日本とはまるで違います。

    最後はワインの美味しいナパバレーでゴルフを楽しみ、サンフランシスコ観光も帰国直前に済ませて大満足の合宿ツアーでした。ゴルフはブービーという恥ずかしい結果でしたが(笑)、愛嬌という事でご勘弁ください🙏

    今回はこんなところで👋