自分が出来る事とは

    いよいよ今年最後のブログです。日本からジャカルタに飛び、バリに来ました。年末年始バリというのは趣がありますが、自分を見つめ直すのにもいい気がします。突き詰めると一体自分は何者で何が出来るのか、たかが知れてる人間が欲を出してあれもこれも手を出して失敗してないか、勇気を出して捨てる作業から取り組んでみます😅

   チャレンジが大事なのは今更言うことでもありませんが、やらない事を決めたり自分を否定する事も非常に重要な気がします。社会人になって保険金融ビジネス、ITビジネス、タオル繊維ビジネス、不動産賃貸ビジネス、電解水ビジネス、洗濯ビジネスと次々手がけてきました。更にビルメンテナンスやリネンレンタルなど、やりかけてるものもあります。全て延長線上にあると自分では思っていても、やっぱりやり過ぎの感も否めません。なかなか一緒にやる仲間が思うように増えず、色んなものを沢山失ってきました。

    今更芸術家になったり、政治家を目指す事はありませんが、ビジネスマンや事業家として何の専門性を極めたらいいでしょうか。不動産所有については今後減らしていこうと思っています。所有価値より利用価値の方が魅力を覚えます。不動産賃貸ビジネスは手堅いのですが、メンテナンスに大きな問題があり、そのソリューション事業は価値を覚えます。タオル繊維も製造販売は減らす事になるでしょう。これも世の中流通在庫で溢れており、同様問題解決が重要です。

(ジャカルタの金曜日、お祈りの様子)

    私は生涯一商人ですので、所有も製造もせず、流通するもので勝負します。既存の物にいかに価値を加え、お客さんの心を掴むか、人と人の間に立つ媒介者なのです。技術もなく、物もない、持たざる経営をこれからも志向する所存です。となると何を捨てるのか、言ってみたら贅肉なんでしょうね（笑）昨年より皮下脂肪がつき、体重が増えてます。笑い事ではありません…

    新年を迎えるに当たって、来年はまず捨てて、捨てて、捨てて自分を研ぎ澄まそうと思います。廃棄して初めて新たなものも得られるのです。では、今回も最後まで読んで頂き有難うございます。来年は2020年、更にいい年にしましょう👋