ゆでガエルにならない基準をどこに定めるか

   一転ジャカルタに移動し、又引っ越しました。と言ってもすぐ近くの少し間取りの広いサービスアパートメントです。ロフトにベッドがあるので、ようやくまともな生活が送れる気がします。それでも家賃は日本円で月6万ほど、ジャカルタでの日本人赴任者の中では安く抑えられてるんではないでしょうか。エリアもSetiabudi という一等地です。

    サービスアパートメントというのは余り日本では聞きませんが、家具などは勿論、洗濯や掃除等ホテル住まいのようなサービスが付いているアパートの事を言います。プールもジムもあったりします。我々単身赴任者には非常に利便性が高いので、何故日本にはないのか不思議な気がします。日本には配車アプリもこちら程普及しておらず、国による違いを改めて感じます🤔

    今年はインドネシア以外にウズベキスタンに行きましたが、基準をどこに定め判断するかで行動が変わります。私の根本的な基準は高度成長や高収益です。発展性のない所での活動はなるべく避けます。事業で言えば経常利益率5%はないと蓄積が限定的になります。事業に再投資して10年で倍にならないなら魅力的ではありません。総資産の回転率も上げないといけません。総資産は小さいほど回転率は高いので、借入も抑えた自己資本を厚めに70%という基準を私は持ってます。

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(ジャカルタの新たなサービスアパートメントの中)

    少し経営の難しい話になりましたが、中小企業が生き残るには経営基準や判断基準をどこに定めるか非常に重要な問題です。今や日本は低成長に慣れてしまい、金利も低水準のまま将来の備えもままなりません。一定のリスクを取って高リターンを上げるといった当たり前の事をせず、又利回りの水準が基準から外れてる事も議論にならないほど、皆の感覚が麻痺してます。正にゆでガエルです。

    超高齢化社会を楽しく、インバウンドや多様性を受け入れながら、ボーダレス社会を醸成していくしかありません。こんな所で👋