ジャカルタにて仲間を思う

   ウズベキスタンに行って日本に帰ったかと思ったら次は再びジャカルタに行くスケジュールは、我ながらかなり強行に感じましたが、来てよかったと思っています。私の仕事は時間で労働するものではなく、いかに物事を前に進めるべく人を動かすかといった仕事です。自分がいなくても動く話はいいですが、停滞しているようなら解決しないといけません✌️

   どうも働き方改革始め世の中は思い違いしてる事が多く、仕事の目的がなんなのか、未だに理解できてないケースが多いのではないでしょうか。相変わらず売上がどうだとか言ってる人もいますが、やるのは人間ですからどこにやりがいや達成感を得られるか、そうした心と得られるお金のバランスをどう取るかが本質に思います。会計上の売上や利益がキャッシュと一致してない事も分かっていない人が沢山いるし、生産性って時間当たりの付加価値だって事も知らない人だらけです。

    そんな状況でただ働いている時間が何時間かって議論はナンセンスで、仕事を通して何を得られるのか、動機や目的、目標の立て方といった事から学ばないと表層の現象で対処してるように感じます。最近は職場に長く勤める価値観も薄まり、一緒に働いて同じ釜の飯を食べる仲間関係も希薄に感じます。単に成果を得るだけでなく、共に喜びを分かち合える職場の人間って自分の人生の位置付けで高いものだと思いますが…

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(ジャカルタ市内カフェにて)

   幸せって人によってそれぞれ感じ方があり、簡単に定義できませんが、縁あって一緒に仕事する仲間と壁を乗り越え、喜びも苦労も共感する経験は何物にも変えがたいものです。欧米の個人主義的な考え方や株主資本主義と我々アジアの民族が決定的に違うのは大家族主義です。私は生涯通して商道徳である三方良しを従業員と共に伝えていく所存ですが、仲間の輪を1人でも2人でも増やしていきたいものです😉

   選挙後の騒動があったジャカルタでしたが、改めて仕事仲間について考えてみました。それでは今回はこんなところで👋