マスク生活はいつまで続くのか?

    新型コロナが騒ぎになってもう7〜8ヶ月になります。という事はマスク生活がそれだけ続いていますが、実はジャカルタでは以前から空気が悪くてマスクを利用してました。東南アジアの発展途上各国は大気汚染がひどく、ベトナムなんかでも皆マスクしてましたので、だからベトナムは新型コロナの感染が広まらなかったのではという話もあります(笑)

    今週は会社でもマスクを作るならどんなマスクがいいかというワークショップを開催しました。そのせいか、ギフトショーでもどこでも、より一層マスクを気にかけるようになりました。今や日用品として市民権を得たマスクですが、この生活はアフターコロナでも続くのか、非常に興味深い所です。そもそも不織布が基本のマスクでしたが、布マスクが広まってきました。使い捨てでなく洗って何度も使うようになったのです。

    私のイメージとしては帽子とかストール、手袋のようなアイテムに近い印象です。やっぱり最後は機能を兼ね備えたファッションになると思います。どうせ付けるなら気分も晴れ、身だしなみとしての品も要求されるのではないでしょうか?今みたいな需要はいつまでも続かないでしょうが、商品として一挙に進化しました。ユニクロでもマスクを売り話題になった程ですが、スポーツブランドも注目されているようです。

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(東京駅地下に出来たマスク専門店には20〜30分の行列が並ぶ)

   久しぶりの東京では事務所の場所が変わりましたが、鉄道網が発達しているので変わらず移動に車は利用しません。密が気になりますが、通勤ラッシュも分散してるのでしょうか。そこまで気になる混雑はありませんでした。展示会では旧交を温めましたけど、集客もいつも程ではありません。海南の家庭日用品メーカーは新型コロナ禍で業績が良かったようですが、タオル業界は相変わらずパイの取り合いが続いている様相です。そんな東京でイオングループがマスク専門店を出し、話題になってました。

   帽子専門店やタオル専門店があるぐらいなので、マスク専門店が出来てもおかしくありません。いずれにせよ、今年はマスクという市場が大きく広まり、繊維業界にとっては朗報です。ストールやハンカチもそうでしたが、業界を超えて提案され続ける事となるでしょう。結局マーケットを作るには用途開発するしかないのです。

   今日はこんな所で👋