夢と志

   冬の日本から一転、常夏インドネシアジャカルタです。日本では毎年年始の抱負を掲げるのですが、これを見ると結構面白いものです。その人その人の特徴や、今こんな事考えてるのかと見て取れたり、場合によっては難しい言葉を使う人もいるので新たな発見もあったりします😉

   年始の抱負は自分で考える事なので、人に言われてやるものとは一線を画すと思います。やはり一人ひとりの思いを大事にし、さらにその思いを共有する事で大きな夢を描けたらいいのですが、今日夢について思い出した事がありました。

   最近夢は実現させる意味で使ってますが、叶わない夢って現実には沢山あります。例えば子供の頃はスポーツ選手やアーティストだとか自由に夢持っていたものが、大人になるとそれでは食べていけない事に気づきます。よって必ず経済力をつける必要があるのですが、実はそれって残念な話なのでしょうか。もちろん私も会社に入って、お金の為に働く現実を見た時悲しくなりました。

   しかし、子供の頃は恐らくそこまで考えたりしないと思いますが、大人になるにつれて、夢以上に価値ある志を立てられたらもっと素晴らしい事のように感じます。それって一体何って思われるかもしれませんが、個人的な夢から公共的な志に価値を上げてみるのです。何故志かと言うと、そこには他の人にも影響を及ぼす社会性があるので、同時に経済性も備えた事業を生み出したらもう言う事ありません。

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(ジャカルタサイゴンという店で)

   ビジネスの世界は数字が付きまとい、数字で日常の会話をする極めてロジカルな世界です。しかし、それだけでは人の感動は生まれません。人類社会や地球環境に貢献する志があって初めて人の共感を呼び、アート性も高い事業となると思います。デザインって深い意味があって、高い所にあるものを手を伸ばせば届くように描く事が本質だと思います。手の届かないものを描いていては、それこそ夢で終わります。よってやはり経済力を持った志にしないといけません。それって極めて芸術的だと思いませんか⁉️

    ちなみに「ビジョナリーカンパニー」は我々の教科書的な本と言えます。そこでは情熱を持てるもので世界一を目指せるもの、かつ経済的原動力になる3点の要素を併せ持つ事が紹介されてます。キツネに勝つシンプルなハリネズミの概念と呼ばれますが、いずれにせよ強みを見出す事も戦略を絞り込む大きな要素となってくるのは間違いありません。ここまで整理出来たら、そろそろ結論が導かれる事でしょう。今日もかなり考え抜きましたかね😅〜

    では、こんなところで👋