ビジョン・長期目標・計画

  気づいたらジャカルタで充実した日々を送ってますが、どこにいようが自分の基準をしっかり保つ事が大切です。人は環境に左右される動物ですが、自分にどんな倫理観やハードルを課すかで結果が変わってきます。どん欲に学び続けるだけです😉

  今年は「本質的な目的目標に焦点を絞り、 その時間に集中する」と年始に抱負を掲げましたが、結局人生はどのような選択をするか、その判断軸を正しくブレないようにしないと思ったような成果は上がりません。「本質的な目的目標って何?集中するって何?」という事ですが、端的に言うとより良く生きるという事に焦点を合わす事です。そのより良く生きるのに長期的な視点をどう持つか、私はそこにポイントがあると思います。

  目の前の事に気を奪われ、先の事を考えないと落とし穴にハマりますが、情報や知識といったものを取捨選択し行動するに、備えや段取りが大事です。先行管理とも言えますが、将来を予測したり未来を描くのはその為です。ビジョンと言うのは正に映像で見えるように具体的にはっきりとそれを描くもので、それに向かって実行すれば結構実現するのです。何のために計画を立てるかと言うと、ただその為です。

   ところがその実現に懐疑的であったり、悲観的な考えで人間の潜在能力を否定するような所があれば、それは百害あって一利なしです。必ず出来ると信じない限り達成出来ません。どうも慎重に現実的に見すぎてしまって、それが叶わないきらいがあります。勿論思うようにいかない事は多々あります。だから仮説検証の繰り返しではないでしょうか。

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(インドネシアの若いベンチャー起業家と)

  ただし、その前に使命感や責任感を養ったり、志を立てる必要が出てきます。だから、長期的に教育が必要なのです。まず人生の師が必要で、仲間や友と共に学ばないと生まれ変わる事は出来ません。必ずどこかで挫折し、ずっと低空飛行の人生を歩む事となるでしょう。学ぶのは人の話を聞くだけではありません。良書や歴史、先哲から自分の人生だけでは不可能な教養を身につけ、ニュースなどから情報を紐解き、実践してみるのです。現場も、いくらでもヒントが転がっているので、気づく気づかないか次第です。毎日毎日勉強です。

   目的を見失って自分の基準を下げてしまうと、周りから信頼されなくなるのは当然です。そうなるともう生産性も上がらず、お金を稼げなくなります。分かりやすく言えば、自分の教育にどれだけお金と時間を使ってるのか、将来に向けてどんな準備をしているのかを問う事です。長期目標に向かって時間とお金の使い方を、正しく有効的に選択すればいい事でしょう。

  経営者はそうした機会や環境を与え続け、従業員が生産性を高め、やりがいを持って働ける発展性ある会社にしないと、その体質を弱体化する事となります。ビジョンや長期目標、計画についてまとめてみました。今回はこんな所で👋