趣味

  前回思考について書きましたが、今回も言ってみたら思考方法の続きです。たまに冗談で仕事が趣味と言ったりしますが、私はスポーツが好きで社長になってからもジムやプールで週一回は時間を過ごします。本当はウィンドサーフィンをやりたいのですが、殆どやる機会や時間がありません。今はジャカルタなので更に出来そうにありません。

  趣味や遊びと仕事の違いを考えるに、前者はそれ自体がやる目的で、後者はそれを通して達成する他の目的があると言えます。ウィンドサーフィンを何故したいか聞かれても、やりたいから好きだからという答えしかありません。ところが仕事には働いている人はもちろん、お客さんだったり、社会の役に立つ目的があり、決して自分のためだけではないのです🤔

  仕事には意義があり、尊い目的があるのですが、趣味のようにどこまで好きで楽しんだり打ち込めるものなのでしょうか。そもそも趣味は趣味に過ぎず、決して極める事が出来ないのでどうしても限界を生じます。私もスポーツが好きとは言いながら、下手の横好きで終わってます。ウィンドサーフィンもここまで出来るようになりたいという目標があったのですが、未だ実現できずこのまま一生終えるかもしれません。

  それって何か寂しい気がしますが、そこで考えたのが趣味と実益をどう兼ねるかです。私は学生の頃海外旅行に行く趣味を持ったのですが、ふとそこで目的が欲しくなり、海外で仕事をしたいという漠然と夢を描くようになりました。それで今があります。残念ながらスポーツに関係する仕事は出来てませんが、海が好きだったのでバリでも仕事をするようになりました。

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  では趣味があって実益を兼ねるようにしてるのかと言われると、常にそうとも言えません。タオルや繊維については最初から趣味だった訳ではなく、たまたまそういう職について好きになっていきました。実益を趣味にする事も出来ます。流通や不動産についてもそれが言えます。不動産については本当にやってきて良かったと実感しますが、個人的には20年間ほど携わっています。

   となると趣味と仕事が交わって目的はどうなるのかというと、自分のためであり、人のためでもあるという最高の状態に持っていけます。要は仕事が一切苦痛にならないのです。仕事の趣味化です。仕事を遊びのように楽しめるようになるのです。これ以上の幸せはありません。

   もちろん高い目標を設定すると、そのための努力が必要となり、決して楽とは言えません。しかし、この目標到達地点をイメージし、その道程を味合う事が人生の喜びではないでしょうか。目的地に行く事が楽しいというより、過程がワクワクするのです。何故そんな所目指すのか一々理由を考えず、趣味と同じにすればいいのです。逆に出来てしまったらこんなものかと、案外喜びはしれてるかもしれません。だからなるべく高い目標にした方がいいと思います。

    世の中はノウハウが一杯溢れており、目標設定もスモールステップを用意し、達成感を味合えるようにするよう言われます。しかし、趣味でそんな事ぐらい皆んな学んでるのではないでしょうか。是非趣味と実益を兼ねてみたらいいと思います😉‼️

    今回はこんな所で👋