海外で問われる適応力

   今週はバリにも出張したので週末はジャカルタで落ち着いて過ごす予定ですが、海外にいて必要な能力にまずは適応力が挙げられます。交渉力や決断力、コミュニケーション力、行動力、積極性、段取力など欠かせぬものは数えたらキリがない程ですが、適応する力がなければ生き抜くのは難しいと思います。

   私はこの適応力に少々自信があったのですが、最近脆くなってきました。と言うのもジャカルタ排気ガスのせいなのか、室内の冷房と外気の寒暖差のせいか、体調維持に苦しんでいます。食事は何とかしてるのですが、今週は頭痛気味で痰が絡みます。好きなインドネシアの煙草の影響もあったのでしょうか。環境に適応できなければ動くこともままなりません。

   インドネシア語を身につける事もなかなか進まず、仕事がなかったら進歩したものは何か分かりません。まずは環境に適応する事から始まるのは間違いないでしょう。事務所を構え、アパートも探し、とにかく自分なりに環境を整えてきました。車社会ですが、自分で運転できないので歩いて通えます。遠方の移動もスタッフを頼らず、Grabを利用して一人で出来るようになりました。

    でも、海外で生きていく人間としては小学生レベルです。英語が少々喋れても交友関係はしれてます。ビジネスマンなので学生並みの適応しか出来てないのであれば、恥ずかしいものです。情報収集はさすがに出来てるでしょうか。ネットが格段と発達したので、情報は昔に比べたら入ってきます。問題はその情報をどう生かすかではないでしょうか。今なら若者は当たり前のようにITを使いこなします。私は、この間のインドネシア国内飛行機をようやく自分でネット予約したぐらいです😅

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   こうして数ヶ月を振り返ってみても、果たして自分に適応力があるのか疑わしく、現に体調不良になるようではプロとして失格です。自分の健康管理を出来ない人間が、周りの人間と一緒にプロジェクト管理するっておかしい話です。適者生存の原則からしてもNOです。

   しかしそんな事言ってても始まらず、子供の時は喘息持ちで東京の光化学スモッグと戦ってました。もう一度子供の頃に戻った気になって、環境を克服するしかありません。精一杯ラマダンを楽しみ、インドネシアの文化を享受したいと思います。今日は適応力について考えてみました👋