伝統と革新

   14日久しぶりにクアラルンプールに寄り、15日にはジャカルタに来てます。腰痛も大分良くなりましたが、前回ブログに書いたように移動が腰に響いてるのかもしれず、週末はゆっくりです。特に昨日はインドネシア🇮🇩の独立記念日という事で、こちらは休日でした。今日は何とアジア大会が開催されますので、連日テレビに釘付けになりそうです。と言っても、なかなか部屋で落ち着かないたちですが…

   それにしても年後半に入り、日本との往復が急に増えました。来週も22日に帰国します。来月は何とか1回に留め、文字通り腰を据えてインドネシアに注力したいと思います。今月はアジア大会が大きなイベントとして騒がれてますが、今年は日本との国交60周年という事もあって来月は我々の店のあるイオンモールBSDで日本村が開催されます。→https://www.60jpid.com/about.php

   こうして海外で活動させてもらってる以上、少しはこの経験をフィードバックしたいものです。まだ成功してるとは言えませんが、ここまで5年かかってます。特にインドネシアは障壁が高く、進出に困難する事が多々あります。貿易のみならず人脈やパートナー探し、資金調達から新規事業立ち上げと一通りやらせてもらったので、世間の言う0から1は実績としてあります。次は1を100にする事ではないでしょうか。私は後継者でもありますので、いわゆる後継ぎベンチャーです😉

    後継者の難しさは創業者と違い、既存の事業と既存の従業員がいます。新しい事を始めるにも社内の抵抗はかなり受けますし、また新しい事というのは成功するとは限りません。逆に失敗が多いので、どこまで許容されるかが重要です。そもそも既存事業についても見識が必要でしょうし、新しい事については外部人材を登用する手も考えないと自分の力だけでは限界があります。運や恵まれる要素も多いとは思いますが、やっぱり努力を継続しないと何ものも手には入りません💦

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   果は明らかでなくとも挑戦するといった大義や志を持たないと、困難を避けて生きる社会になっていきます。逆に言えば儲かるなら何やってもいいという、犯罪まがいの行為に手を染める企業も後を絶ちません。ネット社会になりボーダレス化が進むと、今までのあり方と時代はドンドン変わりつつあります。一方、変わらない伝統というものも存在するのは確かです。

     特に我々は業界としても仕事内容としても地道なものがあり、決してIT業界のように華やかなインパクトもなく、若者の心を捉えられるか将来性を危惧されます。それでも生き方や経営には王道があるのです。繊維商社あるいは購買代理業としての商人文化はこれからも伝え続けていきたいものです。時代が求め選ばれる存在になるには、どのような人間になりたいと次世代にも思ってもらえるかが大事です。

   という事で、結論から言ったら憧られるように自らならないと、ああなりたくないと思われたら終わりです。伝統と革新を持ってファン作りをやり続けていくしかありません👌

   それでは、こんなところで👋