バリでランドリー事業、ついにスタート‼️

   8月1日、前日夜バリ入りし、朝はランドリー工場に何気なく現地日本人責任者と向かった。もう何度となく足を運び、その度にまだかまだかと、この1年は想像以上の忍耐を要求された。日本では気が短い事を誇ってきたが、インドネシアではそうはいかない。元々昨年立ち上がる計画だったのだ。

  工場に着くと中で現地スタッフが輪になって話し合いをしてる。あれ、何やってるのかなと聞くと、全員でスタートを切るミーティングだとのこと。そうか、今日は1日だったな、今日ここに来て良かったなと、改めてその輪に入って皆に挨拶した。総勢40人ほど、知ってる顔はごく僅か。通訳してもらったが、皆が興味津々で聞いている。日本で88年目、インドネシアでもこれから30年、いや100年だ💪

   ご存知インドネシア発展途上国、ランドリーもこれだけ大規模でやる所はない。外資企業がやれないので、我々も経営アドバイス・技術アドバイスしか出来ない。それにしても予想以上に時間と費用を費やした。全てはインドネシアの人々の為にだ😉❗️

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    海外事業の難しさは本国の会社との調整にある。ビジネスは基本リスクに対してどれだけリターンを得られるかだ。いくら日本国内市場が厳しいとは言え、リターンが見えないと海外進出は足を阻まれる。5年ほど前に踏み切ったインドネシア進出だが、タオル屋がついに日本でもやったことのないランドリー屋だ。この調整に2年以上費やした。最後は日本の社長を降りて、自ら責任を背負う事となった。この責任は中小法人の従業員では負いきれない。

   という事で今年から海外赴任が始まった訳だが、これは序章だ。バリでも幹部にはあくまで第一工場、これから第二、第三へと繋げないといけないと告げている。ジャカルタで立ち上げる可能性もある。そもそもタオルを売って終わりではビジネスは完結しない。使ってもらってどうなのか、アフターをしっかりサポートする事だ👌

   電解水も取り組むのはそのため。繊維には水質が大きく影響する。これからは繊維に加え、水に関する専門性を身につけていく予定だ。早速バリでも水質と洗剤の適合が課題となっている。フィルターの問題もあるので、今後の対応が必要だ。

    それにしても今月はいいスタートだった。丁度日本でプロモーションビデオを制作する所、こちらとビデオ会議で繋いで実況中継できたのもグッドタイミングだった。私は相変わらず運がいい🤣

   最後にランドリー事業を担ってくれるパートナー、ティプランさんに感謝しつつ、引き続き気を引き締めながら気分を盛り上げていきたい👋