人生は航海の旅

   大阪です。ジャカルタより帰国後大阪から横浜、横浜から東京、東京から再度大阪と激しく移動してました。ジャカルタで体調を崩しかけたのですが、不思議な事に動いているうちに元気になり、全く疲れは出ません。やはり日常で身体を整えるという意識がいいように思います😉

   それにしても最後の盛和塾世界大会は感慨深いものですが、今年もついに塾長稲盛和夫氏は現れず、画像で拝見する形で終わりました。少し残念ですが、これからが本当のスタートという切り替えが出来て、今回は一区切りついたという所です。14年前当時まだ36歳かそこらだった私が、40歳で社長になって創業者の祖父もいない会社で今まで経営を続けて来れているのは、稲盛和夫氏とその周りの立派な経営者の方々のお陰だったとも言えます。祖父の代わりに経営を教えて頂いた気がします。

    私の場合、父は次男坊で継いでおらず、社内で誰にも教わる事なく徒手空拳でやってきました。同業他社にはお父様が経営されていて継がれる後継者が多かったので、正直少し羨ましい気がしてました。一方それによってもう困難を困難と思わない、度胸がついた気がします。今でも順調に問題だらけなんですが、これからもやれる自信は十二分にあります。多分永遠に航海の旅に出ているようなものです✌️

(東京の展示会に出展していた今治タオルメーカーの様子)

   元来海の好きな私は、人生は航海の旅というイメージが自分に似合ってると思います。何かを求めるように外に出たり、じっと一つの所にいる事なく海外に行ってるのでエクスプローラーと自負しています。趣味でウィンドサーフィンをやるので風にうまく乗って進む感覚がたまらなく好きで、やはり経営は同じように運を掴んだり神風を呼ぶ事が必要です。それは日頃何もせず起こる事ではなく、やはり努力に尽きます。私は朝起きてから夜寝るまで必死に頭をひねり行動を取るので、ノンビリ過ごす事は性に合いません。

   昨年よりついに身体が変調をきたしてますが、この性分は一生変わらないのではないでしょうか。常に自分を進化させ、久しぶりに会うと何か変わったねと言われるのが好きです。そうは言うものの成長してるといいのですが、経験と共にいつも自分はまだまだだと感じるのでちっとも偉くなる気がしません。いつか人に認められる一角の人間になりたいものですが、陰徳を積んでいくしかないように思います。

    人生の節目を噛み締めつつ、今日もこんな所で👋