ついに、ようやく、今更ながら…

   4月に突入しました。元号も令和に決まり、新たなスタートというモードです。本社では一人一人と面接していきました。それぞれどんな思いで新年度を迎えるのか、共有していく事は大事です。今年度はWチャレンジと言って、同時に複数の事にチャレンジする話をさせてもらいました。イノベーションは複数の事の組み合わせからなるものですから、大変革時代に必要な対応です😉

   箕面船場の話も大詰めになってきました。そもそもスポーツアンドヘルスという健康都市構想を箕面市は掲げてきましたが、少しトーンダウンしてるイメージは否めません。大阪大学がどこまでその話に乗っているのか、現実的には外国語学部を核とした街づくりが今後はいいような気がします。グランドデザインとして「遊・学・働」のライフスタイルをコンセプトとし、異文化融合の情報発信拠点を確立したらどうでしょうか。

   そもそも船場繊維団地の歴史と特徴をどう出せるのか、大阪商人として懐徳堂といった学びの場から商人道といったものが成り立っていった過去を見直してみたいものです。ちなみに同じく大阪にあった適塾大阪大学医学部の源流とも言われるようです。こうした立派な歴史を持って発展した大阪繊維の商売は、今や衰退の道を辿っています。50年以上前に作った箕面船場の繊維団地も、物流拠点といった役割はもはや終焉を迎えるでしょう。

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(大阪泉州のタオル工場にて)

   決して繊維商品がなくなる訳ではありませんが、流通が激変し、問屋の役割の意味がなくなりました。これからはAIやデジタルの時代です。機能をドンドン変化していかないと、存続出来ません。そもそも物作りにこだわりすぎて、仕組みやマーケットの研究不足です。今や物よりコト、所有より利用、リユースなどに変わってます。繊維業界も繊維の流通方法を創造する必要があります。

   今月29日はタオルの日ですが、手元にあるタオルを見つめ直し、入れ替えてみる日として、ふんわりコミュニケーションを促進していきます。日常に何気なく当たり前のようにあるので、タオルについて考える事はないのでは😅…

   たかがタオル、されどタオル。日々気持ちよく生活したいものです。今日はこんな所で👋