今年の総括と今後のロードマップ

  早いもので12月になってしまいました。ジャカルタにいると気温が高いので日本の年末感覚と異なりますが、これは事実なんですね〜

   今年どれぐらいインドネシアにいたか、日数を数えてみたら235日に上りました。どうも7割がた滞在しており、他にベトナムシンガポールなども行ってましたので日本滞在はかなり限られたようです。まあ、海外赴任と思えばそれぐらい大した日数でもないですが😅…

   明日は久しぶりに日本に帰りますが、今年も色々あったものです。やっぱり1年というのはそれなりのスパンなんでしょうか、リーマンショックから10年というのももうそんなになるかという感覚ですが、来年は平成も終わるというので何か総括する気になります。

  私の記憶では1997年にアジア通貨危機があり、99年にユーロがスタートした頃からグローバル経済を肌身で感じるようになりました。もちろん歴史的には1944年のブレトン・ウッズ会議まで遡ってその後の日本の高度成長時代を語る必要はあるのかもしれませんが、私はまだ生まれてもなく、1970年の大阪万博は2歳だったので殆ど記憶にありません。1985年のプラザ合意もまだ学生で、初めて海外に行ったのが1990年の頃です。何より2008年北京オリンピック、2010年上海万博という中国の台頭は、眼を見張る勢いを感じて仕方ありませんでした。いよいよアジアの時代が到来したと思ったものです。

f:id:masahiroyagi:20181201160533j:image

(プールサイドでインドネシア名物のアボカドジュース)

   BRICSという新興国が注目され、2016年にリオ五輪が開催という中、やはり次に注目に値したのが東南アジアです。中国もインドも10億人を超える大国ですが、東南アジアもASEAN11カ国で6億を超える人口と言われます。一人当たりのGDPもまだまだこれからで、高度成長が続いています。中国は上海万博以降も予想以上の発展を未だ続けてますが、日本にいると感じられない成長感をこちらでは目の当たりにします。シンガポールは既に日本の一人当たりGDPを抜いてしまってますが、マレーシアも2020年には先進国入りと鼻息が荒く、インドネシアの若者を見てるとユニコーンと言われる企業を次々と起こしそうな勢いを感じます。

   大学を卒業して経済界に身を投じた人間として、こうした世界でも一番発展する所で仕事が出来る事ほど喜ばしい事はないでしょう。野球で言えばメジャーリーグ、サッカーで言えばセリエAに行くようなものでしょうか。今や日系企業の駐在員の数は、欧米を抜いて東南アジアがナンバーワンになったようです🤔

   あ、何の総括か分からなくなりましたが、今年はバリでランドリー工場を立ち上げました。来年に向けて今動いていますが、日本ではラグビーのワールドカップが開催され、2020年には東京オリンピック、2025年には大阪万博と今後のロードマップが固まりつつあります。今月はまだいつインドネシアに戻るのか、帰国後決まっておりません。2030年八木春100周年に向けて、日本でも総括する必要がありそうです👋