選択の結果

   連日猛暑の日本です。前回紹介した商人の道は一説によると出所は福沢諭吉らしいですが、原典が定かではありません。何れにせよインパクトの強い言葉が並んでいます。私のような鹿児島で生まれたにも関わらず大阪が故郷で東京育ちとなると一体どこの人だか分からず、元々商人の素養があったのかもしれません。勿論父方はタオル屋、母方はハンカチ屋、どちらも祖父が大阪船場の起業となると、私は船場商人の代表と言っても過言ではありません😉

   17日に帰国し、18-19日と東京、20日に大阪に戻ったと思ったら和歌山にある物流センターへ、昨日は昨日で名古屋に行ってましたから日本も所狭しと走り回っています。今日はようやく落ち着き、又明日からのハードワークに備えます。それにしても日本はさすがに今まで人脈を作ってきたので、交流を温めるのに苦労しません。大事なのは誰と付き合うかという選択です。

   人生もしくは人格や品性と言ったものまで全て選択の結果であり、詰まる所我々は良き行動を取るために、いかに良き判断軸を養うかという大テーマに日々立ち向かっていると言えましょう。私の趣味と実益を兼ねる人生観もそこから来たと言えます。一見遊ぶという事と学んだり働くという事は相対する物のようですが、勉強や仕事を趣味化し、遊ぶ・楽しむという能動的行為に高められたら幸せ以外何物でもありません。これは世の中で否定されている仕事人間とは違い、やらされるものではないからです👌

 

之を知る者は之を好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者にしかず

 

   論語で有名な一節ですが、この境地に達するといいのではないでしょうか。例えば地球温暖化現象で深刻な昨今ですが、環境問題に対してライフワークと化せれば社会貢献できる事が嬉しいという事になるでしょう。我々の商売で環境事業に取り組める事は幸いです。要は売上利益を上げる事が目的でなく、その先に自分達が人や社会の役に立つという喜びがあるのです。正に「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしです。

   電解水生成装置だけでなくタオルに関しても、ユーザーの事を考え、パイルの抜けない商品を企画しています。どうしても生活者はデザインや風合い重視ですが、洗濯して使い続ける事を考えるとパイルが抜けるのはネックとなります。売れるからいいという問題でもなく、サステイナビリティやエシカルと言った視点における取り組みは重要です。

   それにしても近視眼的な選択をせず、自らの行動の目的を高次化させ、目的の目的を常に意識したいものです。恐らくそれが志となり、自ずと楽しんだり遊んだりする事で同時に成果も得られるようになってくるでしょう。今日はこんな所で👋

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